CT検査
(コンピュータ断層撮影)
とは
CT検査(Computed Tomography)は、X線を使って体の中を輪切り状に撮影し、臓器や骨、血管などを立体的に評価できる画像検査です。レントゲン検査では重なって見えにくい部分も、CT検査では3D画像を構築することで詳細に確認することができます。
当院のCT検査の特徴
当院では、Canon Aquilion Lightning Helios V Edition(TSX-036A)を導入しています。このCTでは、80列同時撮影が可能で、短時間で広範囲を高精度に撮影できます。これにより、小型犬・猫でもブレの少ない画像が撮影できるため、微細な病変の検出を行いやすくなります。また、検査時間の短縮ができるため、麻酔時間を短縮でき、場合によっては鎮静剤での撮影が可能になります。

CT検査における
麻酔について
CT検査では、撮影中に体を動かさないことが非常に重要です。わずかな動きでも画像がぶれてしまい、正確な診断ができなくなるため、当院では原則として全身麻酔下でCT検査を行っています。ただし、患者の全身状態や撮影部位によっては鎮静剤での撮影および無鎮静での撮影を行う場合もあります。
CT検査でわかる主な病気
脳・神経
脳腫瘍/水頭症/脳出血/
椎間板ヘルニアなど
頭部
鼻炎/鼻腔内腫瘍/口腔内腫瘍/
中耳炎/歯牙疾患など
胸部
肺炎/肺腫瘍/縦隔腫瘍/気管支塞栓など
腹部
体循環門脈シャント/各臓器の腫瘍/
血栓症/腹腔内リンパ節の評価など
整形外科
骨腫瘍/関節疾患/骨折など
腫瘍
ステージング/転移の有無の評価/
手術前の解剖学的評価など
CTを用いた
健康診断について
当院では、病気の早期発見のためにCTを用いた健康診断も行っています。CT検査では、レントゲンやエコーでは見つけにくい小さな腫瘍、リンパ節の変化などを詳細に評価することが可能です。定期的な健康診断にCT検査を組み込むことで、無症状の段階で病気を見つけ、治療の選択肢を広げることができます。
検査をご希望の方へ
当院では、年齢・犬種(猫種)・既往歴・全身状態を総合的に評価し、必要性やメリット・リスクを丁寧にご説明した上でCT検査を実施しています。検査内容や麻酔についてご不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。


